広兼邸を散策
広兼氏は大野呂の庄屋で、同家2代の元治が享和・文化の頃(205年前)に
小泉銅山とローハ(ベンガラの原料)製造を営み巨大な富を築きました。
広兼邸の敷地内には、二階建ての主家・土蔵3棟・楼門・長屋があります。
そして、土地の広さは781坪(2,581平方メートル)
建物は、主家・離れ座敷・蔵・長屋などを入れると全部で220坪になります。
広兼邸の部屋は56部屋あり、主家は南向きに建てられています。
この広兼邸の石垣の、武者返しのような石垣は半分が土に覆われているが、見えるところで高さ約15メートルあります。
ここの台所には、大きな大黒柱があります。
この広兼邸の楼門は、2層櫓作りで城の形状と同じになっています。
そして、石垣は文化7年(1810年)の建築で、庭園には水琴窟が設けられています。
こうして、規模や構造とも雄大な城郭を想わさる構えで、今もそのままに当時の富豪を偲ばせています。
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そして、邸宅の向かいには明治初期、天広神社が建てられ広兼氏個人の神社として祭られていました。
実はその神社には、社務所もあり境内には花木が植えられて、池や築山が作られて
そして、形の変わった石灯籠数基がおかれて、狛犬もあり、全体的には庭園風となっていて
衆楽園と呼ばれています。
広兼邸 離れ
そして、広兼邸の離れは大正の建築で、お茶室や化粧部屋・客間・お風呂等を備えたお座敷で
当主の結婚式に1度使用されています。
しかし、その後は使用されたことがないそうです。
映画ロケ
そして、この広兼邸は映画「八つ墓村」のロケでも使われていて、ロケは昭和52年と平成8年の2度にわたり行われました。
そして、出来上がった映画は全国放送されました。
今回も、写真が多いのでスライドショーでお楽しみください。
続いて、記事と一緒に広兼邸散策を動画でもお楽しみいただけたら嬉しいです。
そして、下記に入場料等のご案内
広兼邸 住所 〒〒719-2342 岡山県高梁市成羽町中野2710
広兼邸 入館料 大人 400円 小人 200円
吹屋ふるさと村周遊券 大人1000円 小人 500円吹屋ふるさと村を見て回るなら周遊券がお得です。周遊券:広兼邸 笹畝坑道 旧片山家住宅 ベンガラ館が見て回れるセット内容になっています当サイトは、YouTubeチャンネルもありますのでぜひ見に来てください。
YouTube名は【はじめっちチャンネル】です。記事と合わせて投稿していることもあります。
写真や文字だけでなく動画でも、楽しめるように頑張っていきます。よろしくお願い致します。